視力・動体視力・周辺視野等を改善する方法まとめ

アクセスカウンタ

zoom RSS ストレスで高血糖?血糖値と視力の関係

<<   作成日時 : 2018/12/12 16:08   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ここでは「ストレス・血糖値等」と「視力」の関係について私なりにまとめています。


ストレスを受けると血糖値が上がる?


血糖値を下げる働きを持つホルモンとしてはインスリンが有名ですが、逆に血糖値を上げる働きを持つホルモンもあり、例えば成長ホルモン、ノルアドレナリン、アドレナリン、グルカゴン、コルチゾールなどのホルモンが挙げられます。ストレスを受けるとこれらのホルモンが分泌され、肝臓内にあるグリコーゲン(糖の一種)を分解し、それを糖の供給源にして血糖値を上げようとします。

何故大きなストレスを受けると、そのように様々なホルモンが分泌され、その結果として血糖値が上がるのか?についてですが、簡単に説明すれば、「ストレスに抗おうとするから」、そしてストレスに抗うために「大量のエネルギーが必要となるから」です。

例を用いて説明すると、例えば暗い森の中は視界が非常に不明瞭で、周囲の様子が分かりにくいですよね。そんな森にはクマやオオカミなど獰猛な肉食獣が多数生息していたり、足場が不安定な場所もあるなど、単にそのまま歩き続けるだけでは、自分の生命に危険が及ぶ可能性があります。そんな中でも、できるだけ長く生き延びるためには、視覚だけに頼った安易な行動はできません。そこで嗅覚、聴覚、触覚なども研ぎ澄ませ、またそれら五感から得られる情報を素早く判断し、速やかに行動へ移すために神経伝達自体もスムーズにしようとします。それを行うのが前述した様々なホルモンの役割です。

特にストレス反応においてはノルアドレナリンとアドレナリンの分泌が重要で、それらが分泌される事で心身が活性化され、ストレスからの速やかな逃避行動が取れるようになります。例えばアドレナリンが分泌される事では瞳孔が開いたり、血圧が上がったり、呼吸が速くなったりする事が知られていますが、これも心身を活性化させようとして起こる症状の一つです。場合によっては感情がコントロールできなくなる事もありますが、実は怒りや恐怖なども、元々は自分の身を守るためにある感情なのです。しかしそうして心身を活性化させ、それによって素早い行動を取るためには、大量のエネルギーが必要なので、そのために糖をどこからか持ってきて血糖値を上げようとしているのです。

ちなみにそうして血液中を漂う事になった糖は、筋肉内にグリコーゲンとして補充されるか、エネルギーを欲しているどこかの細胞へ取り込まれる、あるいは肝臓に戻って再びグリコーゲンになるかになります。しかし全ての細胞が糖を欲している訳ではないため、一部の糖は行き場を失ってしまう事があります。糖は短期的なエネルギーとしては優秀ですが、長期的には不安定で、人体にとって良くない「糖化(蛋白質や脂質に結合する)」に使われるなどのリスクがあります。そのため余剰の糖は時間が経過すると、エネルギーとして長期的に安定している脂肪へと変換されて蓄えられます。つまりストレス→血糖値が上昇しやすくなる→そこで糖の多い食事→肥満・・・という流れに繋がる可能性があります。


血糖値と糖質制限


血糖値を上げるために必要な「肝臓のグリコーゲン」ですが、貯蔵しておける量は多くなく、いずれは底をついてしまいます。そうして糖が枯渇するとどういう事が起こるのかというと、今度は脂肪や蛋白質などを分解する事で糖を得ようとします。これを「糖新生」と言います。実はこの仕組みを意図的に利用したのがいわゆる「糖質制限」で、体内の糖が底をつき、食事からも糖が得られないと、そうして脂肪や蛋白質までもエネルギーにしようとします。

「脂肪が分解される」と聞くと良い事のように思えますが、残念ながら「脂肪だけが分解される」というような都合の良い事は起きません。何故なら、糖新生が促進されるほど糖が不足している場合、食事全体から得られるエネルギーが足りていない事で、いわゆる「省エネ状態」になってしまうからです。これにはエネルギー状態を感知する酵素が関係しており、その働きによって「エネルギーをどのように利用するか」という代謝が変化すると言われています。

その状態になると、生命活動の維持に必要な組織を維持する事を優先させるため、エネルギー消費の激しい筋肉などの成長は逆に阻害されます。また余分なエネルギーはできるだけ使いたくないので、エネルギーを節約しながら使うようになり、むしろ脂肪は燃えにくくなります。この時には筋肉が萎むスピードの方が速く、筋肉が落ちる事でその維持に必要だった糖・蛋白質・脂肪の代謝が低下し、それに伴って「基礎代謝」が大きく下がります。大きなストレスはそうして全身を萎ませてしまうのです。尚、そうして基礎代謝が下がった状態で食事だけを元に戻せば、当然リバウンドしてしまいます。


ストレスは身を滅ぼす


大きなストレスを受けるとコルチゾールというホルモンが分泌されます。このホルモンもストレス反応に関わる重要なもので、糖・蛋白質・脂肪の代謝をコントロールする役割の他、やはり血糖値を上げる作用や、血圧を高める作用などがあると言われています。しかしこれが過剰に分泌される事では、記憶を司るとされる脳にある「海馬」を萎縮させると言われています。それが起こると単純に記憶力、すなわち知能が低下します。つまりストレスは脳をも蝕んでしまうのです。

尚、このコルチゾールは脂質の一種である「コレステロール」から作られた「プレグネノロン」という物質を経て作られますが、実はこのプレグネノロン、男性ホルモンや女性ホルモンの材料と同じものです。つまりストレスによってコルチゾールの分泌量が過剰に増えると、それに釣られて性ホルモンの分泌量も増える可能性があります。例えばストレスはニキビや薄毛などに関係しているとよく言われますが、おそらくその原因の一つにこれがあるかもしれません。

またこれによっては、ストレスが原因で血中のコレステロールの量を増やすという見方もできます。コレステロールにはHDLコレステロールとLDLコレステロールがありますが、どちらも人体にとって必須です。しかしその量が過剰に増える事では、コレステロールが活性酸素によって酸化される事によってできる「過酸化脂質」の量も増えやすくなります。過酸化脂質は更に細胞内で活性酸素を発生させ、DNAを損傷させるという事が言われているため、それがガンの原因の一つと考えられています。これが「ストレスはガンなる」と言われる理由の一つです。また過酸化脂質が何らかの原因で血管の壁に沈着すれば、後述のように動脈硬化の原因になるとも言われています。


中性脂肪とコレステロールの違い


糖とは関係ありませんが、ついでに脂肪について少し説明します。中性脂肪とは食事から摂取した脂肪が血液中に取り込まれたもの、あるいは肝臓内で処理された脂肪が血液中に取り込まれたものなどを主に指します。「脂肪」というエネルギーとして利用されるのは主にこちらで、皮膚の下に蓄積する事で皮下脂肪に、内臓に蓄積する事では内臓脂肪になります。脂肪自体は必須のものですが、その蓄積は様々な病気の原因に繋がると言われています。また中性脂肪は肝臓内で処理される事でコレステロールの材料になったり、あるいは前述のように糖新生によって糖の代わりにする事もできます。その他、皮脂の材料にもなります。

一方、コレステロールはホルモンの材料、脂肪の消化・吸収に必要な胆汁酸(肝臓で作り胆嚢に蓄え、腸へと送られる)の材料、細胞膜(皮膚や粘膜など)の材料、ビタミンDの材料(紫外線を浴びる事で体内合成)、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の代謝などに使われています。実はコレステロールは食品から直接吸収する事もできますが、使用済みのコレステロールは肝臓内で再利用する事ができ、その再利用の度合いによって食品から吸収する割合が変わります。つまりコレステロールを含む食品をたくさん食べれば、確かにコレステロールの量は増えますが、既にコレステロールが十分な場合、吸収量は落ちます。しかし脂肪の摂取量が多くなったり、消費されないと、コレステロールに変換される量が増えます。それが高コレステロール血症です。

尚、コレステロールにはLDLコレステロールとHDLコレステロールがあり、一般的にLDLの方を悪玉、HDLの方を善玉と呼んでいます。コレステロールは運ばれる際、蛋白質と結合した「リポ蛋白質」という形である必要があります。LDLとHDLの違いはこのリポ蛋白質の種類による違いによるもので、コレステロールの分子の違いを意味する言葉ではありませんが、LDLは肝臓から末梢へ運ぶ際に、HDLは末梢から肝臓へ運ぶ際に利用されていると言われており、その違いによって悪玉・善玉と呼ばれています。しかしLDLコレステロールの方は動脈硬化の原因となる事があり、コントロールが必要であり、その意味では悪玉と呼べるかもしれません。


血糖値と視力の関係


血糖値が上がると血液がドロドロの状態になり、血管内をスムーズに流れる事ができなくなります。それによってまず細い血管が詰まりやすくなります。眼球の周囲にある血管は非常に細いので、それが原因で眼球への血液の供給が上手くできなくなるという事が考えられます。特に光や色を感じる網膜はそのダメージによる影響を受けやすいと言われています。いわゆる「糖尿病」では視力低下が起こる事がよく知られていますが、これが理由です。特に糖尿病に関するものは「糖尿病網膜症」と呼ばれています。

また血液が流れづらくなれば当然血流が遅くなるため、そのままでは生命活動に必要な組織への血流も滞ってしまいます。そのため心臓が頑張って血液を送ろうとし、血液の量が増え、血圧が上がります。つまり血液がドロドロなのに血管の壁にかかる力が上がるため、それによって血管の壁を傷つけてやすくなります。場合によっては傷ついた場所に酸化した脂肪が沈着し、血管の壁が太く、分厚く、脆くなり、内部が狭くなる事があります。これによって更に血の塊である血栓ができやすくなり、それが細い血管を詰まらせます。当然眼球もダメージを受けます。また血栓は動脈硬化によって細くなった血管も詰まらせる事があり、それが生命活動に必要な組織に近い場所の場合、その組織の活動を阻害します。それが心臓や脳ならば即命に関わります。

ちなみに糖尿病とは、一般的に「血糖値を下げる働きのあるインスリンが全く分泌されなくなった状態」の事を言います。インスリンは細胞内へ糖を取り込ませる事で血糖値を下げています。よってインスリンが分泌されない場合、細胞がエネルギーを受け取れず、その機能を失ってしまいます。糖尿病ではこれが大きな問題になるのです。尚、インスリンは人体の中では唯一血糖値を下げる働きを持つホルモンなので、その意味でも必要不可欠なものです。

一方で、そのようにインスリンが全く分泌されない場合もありますが、例えばインスリンの分泌はされても必要量には満たない状態、あるいは分泌はされているがインスリン自体の機能が低下している状態、インスリンを受け取る細胞側の受容器に問題がある状態などもあり、これらの内の一つが原因が、複数あるいは全てが原因かは人によって異なります。しかし後天的に糖尿病になる多くの原因は、「血糖値の激しい上下動と糖の余剰(糖の過剰摂取、過度な食事制限、食事の頻度、過度な糖の消費、運動不足、過度なストレス、過労・脳を使わない、睡眠不足等)」にあります。前述のように眼球付近の血管は非常に細いので、血液や血管の健康状態による影響を強く受けます。それらを避ける事は目の健康にも繋がるはずです。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
ストレスで高血糖?血糖値と視力の関係 視力・動体視力・周辺視野等を改善する方法まとめ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる