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zoom RSS 視力に甲状腺ホルモンの分泌が関係する?

<<   作成日時 : 2018/12/11 23:53   >>

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甲状腺ホルモンは新陳代謝を促す働きがあるとされるホルモンで、その分泌は目の健康にも影響を与えると言われています。この記事ではそんな甲状腺ホルモンについて私なりにまとめています。


甲状腺ホルモンの役割について


甲状腺ホルモンは喉仏の下辺りにある「甲状腺」から分泌されるホルモンです。特に甲状腺ホルモンには「古くなった細胞を取り除き、細胞を新しく作り変える」という新陳代謝の過程をスムーズにする役割があるとされ、実は全身あらゆる細胞には甲状腺ホルモンを受け取るための受容体があると言われています。つまり目の健康以前に、心身の健康を維持する上で必要不可欠なホルモンと言えるでしょう。

また甲状腺ホルモンはそれを受け取った細胞のエネルギー代謝を活発化させ、糖・脂肪・蛋白質をエネルギーへ変換しやすくする役割もあります。これも新陳代謝を促すためで、これによっては単純に「基礎代謝」が上がる事になり、摂取したエネルギーが効率良く利用されるようになります。逆に言うと甲状腺ホルモンの分泌が悪くなれば、それだけ基礎代謝も下がるという事です。基礎代謝が下がると、エネルギーとなる糖・脂肪・蛋白質が余ってしまい、皮下脂肪や内臓脂肪など新たな脂肪として蓄積するようになります。他、糖は筋肉や脳のエネルギーなので、例えば筋肉に力が入らなくなったり、頭がボーッとしたりする事もあります。更に蛋白質は筋肉の成長なので、筋トレをしても筋肉が大きくならなくなったりする事もあります。

目に関して言うと、眼球や眼球の周囲にある筋肉も実は成長していくため、特に成長期での甲状腺ホルモンの分泌は非常に重要です。また目に限らず、細胞では古くなったものを新しくする新陳代謝によってその機能を維持しています。甲状腺ホルモンがなければそれができず、細胞は劣化し、視力は下がる一方になるでしょう。

尚、「脂肪」と聞くとそのように「余分な脂肪」というイメージがありますが、眼球にも存在しますし、皮膚にも存在しています。つまり脂肪はエネルギーとして使われるだけでなく、人体の様々な組織を構成する重要なもので、その意味でも人体にとって必須の栄養素です。それを極端に制限する事は、健康上逆効果になる事もあります。


甲状腺ホルモンの分泌を促すには?


甲状腺ホルモンは脳下垂体から分泌される「甲状腺刺激ホルモン」によって分泌、またその「甲状腺刺激ホルモン」は、視床下部から分泌される「甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン」によって分泌されています。

これらの内、特に視床下部は大脳と中脳の間にある「間脳」という場所にあり、ここは自律神経の中枢部分です。自律神経は「活動」の交感神経と、「鎮静」の副交感神経から成り立っており、特にストレス反応において重要な役割を果たしています。例えばストレスを受けると交感神経が興奮し、血圧を高めたり、呼吸を速めたり、心臓の鼓動を速めたりします。しかしその反応が過剰に起こると心身に大きな負担となるため、副交感神経が交感神経を抑え、常に上手くバランスを取っています。

一方、ストレスが多いような環境では交感神経が働く頻度が高まり、その交感神経を抑えようとする副交感神経が働く頻度も高まります。すると、お互いがお互いを抑えつけ合い、次第にどちらも疲れてしまいます。これによって甲状腺ホルモンの分泌にも影響を与える事があるのです。特に後天的に甲状腺ホルモンの分泌が不安定になる場合、不摂生、過労、ストレスが影響しているとも言われています。

尚、甲状腺ホルモンはアミノ酸の一種である「チロシン」と、ミネラルの一種である「ヨウ素」などから作られています。この内、チロシンは必須アミノ酸の一種である「フェニルアラニン」から体内で合成されます。フェニルアラニンのような必須アミノ酸は、蛋白質を多く含む食品(肉、魚、卵、乳、大豆)から摂取できるので、それが制限されると稀に合成のための材料が不足してしまう事があります。特に蛋白質を多く含む動物性の食品は「目の健康に悪い」という印象を持っている人もおり、「健康のため」と行っている食事制限が逆効果になってしまう場合があります。

一方、ヨウ素は海産物全般に含まれるミネラルです。海に囲まれた島国に住んでいる日本人は比較的摂取機会に恵まれており、本来は意識的な摂取は必要ないものです。しかし必須アミノ酸と同じように、過度な食事制限では稀に不足する事がある他、食物アレルギーや好き嫌いなどによっても不足する可能性があります。そうしてヨウ素が不足する事でも、甲状腺ホルモンの分泌が悪くなり、結果として目の健康に悪影響を及ぼす事も考えられます。


甲状腺ホルモン機能を低下させる病気に注意する


甲状腺ホルモンではその分泌を低下させる様々な病気があり、特に先天的(生まれつき)に甲状腺機能が低下する「先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)」と、少し後になってから症状が出る「後天性甲状腺機能低下症」の2つに分けられます。それら甲状腺機能を低下させる病気の内、8割程度は先天的なケースと言われており、後天的に低下するケースの方が珍しいようです。一方で、甲状腺に関する病気では逆に分泌を過剰に行うバセドウ病等の病気もあり、そのような甲状腺関連の疾患全体として、男性よりも女性の方が病気にかかりやすいという統計があるようです(男性で全く起こらないという訳ではない)。

後天的に甲状腺ホルモンの分泌が低下する場合も、逆に分泌が過剰に行われる場合も、前述のように甲状腺ホルモンはあらゆる細胞へ影響を与えるホルモンなので、細胞が適切にエネルギーを得られず、全身にある様々な細胞・様々な機能が不安定になります。分泌が正常に行われない事では、例えば今まで順調に身長が伸びてきた人で急に成長スピードが遅くなるという事があります。目に関して言えば、成長期では眼球や眼球の周囲のある筋肉も一緒に成長していくものなので、特に成長期のその成長が阻害すれば視力低下に繋がる可能性はあると思われます。

その他、代謝異常が起こる事で筋肉が上手く動かなくなり、全身あるいは体のどこかに何かだるさを感じたり、あるいは水分代謝が低下する事で浮腫んだりする事もあります。また人によっては記憶力、集中力、判断力の低下が起こって、日常生活が困難なレベルになったり、幻覚や幻聴などの症状が出るなどして人格まで変化し、人間関係にも大きな影響を及ぼす事があるとも言われています。ちなみにですが、逆に分泌が過剰に行われる事では、眼球が突出するような症状が出る事もあり、それによって瞼が上手く閉じず、眼球が乾燥しやすくなり、それが視力の低下に繋がるという事もあるようです(それが出ない場合もある)。

それらの症状が出て、すぐに気づく事ができれば治療によって改善しますが、これらの症状は風邪や仮病、あるいはその他の病気と誤認される事も多く、見逃されがちなので注意すべきです(特に男性)。できるだけ早く気づき、治療を開始(内分泌科などを受診)しましょう。

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