周辺視野を鍛えるためのトレーニング(簡易版)

一般的な「視力」とは、動かない対象にピントを合わせる「静止視力」の事です。一方、「周辺視野」とは、ピントが合っている対象の周囲にあるピントの合っていない全ての範囲の事で、特に「例えピントが合っていなくても、視界にあるその物体が何なのかを把握する能力」の事を言います。ここではそんな周辺視野を鍛えるためのトレーニング法について簡単に紹介しています。


周辺視野を鍛えるためのトレーニング法


周辺視野を鍛えるためのトレーニングには様々なものがありますが、基本的には視点を特定の場所に固定したまま、自分の視界に何かを出して、それが何かを把握するようなトレーニングになります。例えば自分の正面に人差し指を一本出しておいて、自分は常にそれに視点を合わせておきます。その状態で、その人差し指から離れた場所に、例えば紙に書いた数字などを出して、それを答えるというような方法が考えられます。最初は人差し指に近い場所から、慣れてきたら少しずつ離し、より遠くの場所に出してそれを把握、それを繰り返します。

もちろんそれは一例です。平仮名、カタカナ、漢字、ローマ字、あるいは色や形などを答えるのも良いでしょう。より複雑な対象にしたり、あるいは質問の仕方を捻ったり(書かれた文字ではなく、紙の色とか枠の色を答えさせる等)するほどトレーニング効果は高まります。最も効果が高いのは全てにランダム要素を追加する事ですが、自分自身の力だけでは限界があるので、誰かに協力してもらったり、あるいはパソコンの画面上でそのような事ができる専門的なプログラムを利用する事になります。おそらく探せば動画なんかもあると思います。

有名な方法の中では、画面上にランダムな位置で表示される数字を順番にタッチしていく方法や、単純にランダムに表示される点をタッチしていくというような方法があります。そのようにスピードが求められる方法では反射神経も鍛える事ができるでしょう。尚、これは個人的なコツですが、ピントを固定する際、対象よりも少し遠くを見るようにして行うと把握しやすいです。つまり中央を見ますが、その中央にはピントを合わせず、遠くにピントを合わせるようにします。ものは二重に見えますが、これにより周辺視野が広がります。


周辺視野を鍛える意味


動いている対象へピントを合わせるための「動体視力」は、対象にピントが合っている事が条件です。しかし動体視力には限界があり、時には「自分の動体視力や反応速度を上回るようなスピード」で対象が動く場合もあります。スポーツなんかでは、トップレベルであるほどそのような場面に頻繁に遭遇するため、それを補うための周辺視野はパフォーマンス能力に大きく関係します。

一方、日常的な例では、仮にその対象が自分や自分の周囲にいる人にとって危険なものである場合、その時の咄嗟の対応が命取りになる事も考えられます。人間に気を取られ、車の接近に気づかない、なんて事は誰でも起こり得る事です。そんな時、周辺視野があれば、少しでも早く車の接近に気づき、反応する事ができます。その一瞬の反応で、大怪我はしても命は助かる場合もあり、自分の命、あるいは周囲にいる大切な人の命を守る事に繋がるはずです。

「視力」と聞くと静止視力や動体視力ばかり重視されますが、周辺視野も合わせて鍛えておくべきでしょう。

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