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zoom RSS 緑内障と白内障・その違いについて

<<   作成日時 : 2018/12/21 16:07   >>

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この記事では視力を低下させる目の病気としてよく聞く「緑内障」と「白内障」の違いについて簡単にまとめています。


緑内障とは?


眼球では「房水」という液体が循環しており、これが角膜(黒目の表面を覆う膜)や、その裏側にある水晶体(瞳孔の裏にあるレンズ)など血管のない組織にも栄養を送っています。この房水は水晶体や虹彩(水晶体の正面にあり、瞳孔の外側の部分)の接続部分にある毛様体と呼ばれる組織で作られ、眼球全体に循環します。その後、水晶体と虹彩の間を通り、迂回するような形で角膜と虹彩を通ってシュレム管という血管と接続している管に戻ります。

眼圧は何らかの原因で流入する房水の量が増えたり、あるいは出口が狭くなって房水が眼球内部に溜まってしまう事で起こります。そうして眼圧が高まると、網膜に存在する神経細胞(網膜神経節細胞:RGC)が圧迫されてしまう事があります。それによって起こるのが「緑内障」です。緑内障は進行性の目の病気で、徐々に視神経が変性していき、自覚症状を伴う視力の低下をもたらします。原因は完全には解明されていませんが、そのように眼球内部の圧力(眼圧)が高くなり、神経細胞が圧迫される事で起こると言われています。

よって緑内障の治療ではまず眼圧を下げるという事を行います。一方で、眼圧が正常の範囲内であっても、緑内障が進行したり、眼圧を下げても進行を抑える事ができない場合もあり、緑内障の根本的な原因は神経細胞(特に脳に繋がる視神経から眼球に枝分かれしている接続部分)の脆弱性にあると考えられています。つまり人によって「眼圧の正常となる範囲」は異なるため、それが早期発見を難しくしています。

尚、網膜に存在する神経細胞は光や色を感じ取っているため、緑内障になると、「視力」というより「視界」そのものが消えていきます。最初になくなる部分は人によって異なり、全体的に欠けていく人もいれば、斑に欠けていく場合や、一部分だけが欠けていく事もあるようです。進行性あり、そのスピードも人それぞれですが、いずれも最終的には失明に至ります。現代の医療でも、一度傷ついた神経細胞は再生する事ができないと言われており(iPS細胞等を使った実験は行われている)、早期の予防、あるいは早期に進行を遅らせる治療を行う必要があります。


白内障とは?


白内障とは水晶体が変性する目の病気です。これも原因は完全には解明されていませんが、前述のように水晶体へは房水を通して栄養を供給している事から、何らかの原因でその栄養供給がスムーズにできなくなる事で、水晶体の細胞が劣化してしまう事があります。白内障はそれが原因で起こる事があるようです。

また水晶体はレンズの役割を果たしています。それを支えているのが毛様筋とチン小帯で、例えば近くを見る時には毛様筋が収縮し、チン小帯が弛緩する事で水晶体は分厚くなります。逆に遠くを見る時には毛様体が弛緩し、チン小帯が収縮する事で水晶体は薄くなり、そうして眼球奥にある網膜へピントを合わせています。つまりそうして水晶体を動かす事では、水晶体を構成する細胞が縮んだり伸ばされたりする訳ですが、その度にその細胞には負担がかかっています。その繰り返しによって細胞同士の結合が維持できなくなり、それも白内障の原因になると考える事ができます

尚、白内障は網膜自体には何も影響が及ばない事もあり、光や色は感じる事ができます。ただしその光は水晶体内で散乱したり、例え水晶体を通過しても眼球内でも散乱してしまうため、正常に網膜には到達せず、視界は真っ白になります。初期には光に対して敏感等の症状が出るだけですが、進行すると徐々に白いモヤのようなものがかかり、その向こう側に対象が見えるような形になります。視界の欠け方については人それぞれですが、やはり進行性であり、中心に向かって広がっていき、最終的には視界全体が真っ白になります。

ちなみに白内障は加齢によりリスクが増えますが、自覚症状が出にくく、生涯気づかない人もいるそうです。緑内障同様、現代の医療では根本的な治療はできない上に、緑内障とは違って進行を遅らせる治療薬も開発されていないため、早期の予防が必要になります(かと言って治療を受けずに放置すると余計に悪化するため、せめて遅らせるような治療は行うべき)。


生活習慣の積み重ねによって予防できる?


緑内障や白内障に限らず、目に関わる疾患には遺伝的な要素が原因となっている場合もあるため、完全には予防する事はできません。しかし少なくとも「年齢を重ねるほどリスクは増える」という事は皆同じなため、生活習慣の積み重ねによる影響は我々が想像する以上に大きいと考えられます。

以下は目の健康に影響を及ぼすと思われる要素を簡単に箇条書きにしています。尚、それぞれの細かな要素については過去の記事にほぼ書かれているのでそちらをご覧下さい。
・タバコ(ニコチンは血管を収縮させる)
・アルコール(水分不足、肝臓への負担、一緒に食べる物等)
・糖、脂肪、蛋白質の過剰摂取(余剰分は血流を阻害する)
・糖、脂肪、蛋白質の代謝低下(余剰分は血流を阻害する)
・糖、脂肪、蛋白質の代謝低下(眼球細胞の維持ができなくなる)
・高血糖(血流阻害、糖化による細胞劣化)
・高血圧(流入する血液の増大により眼圧が高まる事がある)
・塩分過多(高血圧、浮腫、水分代謝が崩れる)
・血管の弾力性が損なわれる(血圧、血管の丈夫さ等)
・高コレステロール血症(血流が阻害される)
・大量発汗(摂取量を排出量が上回れば)
・水分不足(特に発汗時、過労時、ストレス環境等)
・栄養バランスの欠如(どれかを摂取、あるいは制限)
・ビタミン・ミネラルの不足
・糖・脂肪・蛋白質の不足
・運動不足(血液循環、代謝向上に必要)
・睡眠不足(細胞の修復、神経系の休養に必要)
・眼球自体を動かさない、ピント調節をしない(筋肉や神経系の衰え、血流の低下)
・逆に眼球を動かしすぎ、ピント調節のしすぎ(損傷が修復を上回れば)
・過度なストレス(血圧、血糖値、神経系に影響するため)
・紫外線(細胞の劣化)
・活性酸素(抗酸化機能の低下)
・一時的にでも強い光を浴びる
・腸内環境(腸内細菌はビタミンB群を合成する)
・胃腸の状態(栄養素の消化・吸収)
・肝臓や腎臓の状態(栄養素の循環、排出等)
・肺や心臓の状態(血液・酸素の循環)

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