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zoom RSS タバコやお酒は目に悪い?その効果について

<<   作成日時 : 2018/12/14 02:28   >>

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タバコやお酒は目の健康に悪いなどと言われる事があります。ここではそんなタバコやお酒に含まれる成分やその効果について私なりにまとめています。

タバコは目に悪い?含まれている成分とその効果


ニコチンとは


タバコには「ニコチン」という成分が含まれています。ニコチンは神経系に対して有害とされ、強い依存性があると言われています。その依存性の強さはアルコールとは比較にならないほど強力で、一説には「覚醒剤にも匹敵する」など言われるほどです。これが「禁煙するのが難しい」と言われる理由となっています。尚、依存性の強さは個人差も大きいですが、喫煙期間が長いほど蓄積による影響は大きくなります。

またニコチンには胃酸を過剰に分泌させる作用もあり、それによって胃や腸に不要な負担をかける事があります。更には血管を収縮させる作用もあり、血圧が上がる事で、血管への負担が増える事があります。その他、ニコチンにはビタミンCを破壊する作用もあるとされていて、抗酸化やコラーゲンの合成を阻害する(その結果として肌荒れ・老化・骨粗鬆症・動脈硬化の進行等が起こると思われる)と言われています。

タールとは


タバコには「タール」という成分も含まれています。このタールは発癌性が高い物質とされており、過剰に摂取する事では、細胞内のDNAを傷つけ、正常な細胞の合成を阻害します。すなわち「悪性腫瘍(癌)」ができやすくなると言われています。またこのタールは粘り気が強いという特徴があり、仮に禁煙できたとしても体から中々抜けないと言われています。喫煙期間が長いほど蓄積による影響は大きくなります。

一酸化炭素とは


タバコの煙には「一酸化炭素」という成分も含まれています。一酸化炭素という名前を聞くと「二酸化炭素」と似ているため、一見無害のように思えますが、一酸化炭素が肺の中に入ると酸素の吸収を阻害すると言われています。これは一酸化炭素が酸素よりも強くヘモグロビンと結合する性質があるためで、これによって心肺機能は大きく低下する事になります。また単純に酸素の吸収量が減るので、脳に酸素が行き渡らず知能や筋力が低下する事もあります。

尚、そのように一酸化炭素は血流を悪化させるため、特に心臓から遠い場所では、古くなった細胞を新しく作り変えるという「新陳代謝」もスムーズに行われなくなります。当然目の健康に悪いのは明らかです。その他の例で言えば、足の指先に出血を伴うような怪我をした時、ヘビースモーカーの人ではその怪我がなかなか治らないという事があるそうです。これも血流が悪化するためです。また血流の悪化によっては浮腫、冷え性、痛風、糖尿病などの諸症状も悪化させると言われています。


タバコ・・・本当に必要なもの?


日本で販売されているタバコには元々の値段に上乗せする形で税金がかけられています。最近ではタバコやお酒などいわゆる「嗜好品」に対して税金を上乗せする傾向が強く、少子高齢化により国の税収低下が見込まれるこの先も、おそらくその値段は上がっていくと思われます。その間、頑なに買い続けていれば、自分が気づかぬ内に相当な出費になっているはずで、それだけのお金をわざわざ払ってまで吸っても、前述のように人間の体にとって役に立たない成分しか含まれていないのです。そこまで苦労して吸う意味はあるでしょうか。

喫煙者がよく言うのが「タバコを吸う事でストレス解消になる」という事です。しかし実際には「ストレスを解消するためにタバコを吸っている」のではなく、「吸わない事によるストレスを解消するために吸っている」だけです。これは前述したニコチンの作用によるもので、その作用は喫煙者が想像する以上に大きいものです。またこれも前述しましたが、タバコは人間の細胞にとってストレスとなるものであり、その蓄積はタバコを吸わない事によるストレスよりも大きいものです。

体にとって不要なものを摂取するぐらいなら、その分のお金を自分の趣味のコレクションのために使ったり、好きな食べ物を食べるために使ったり、あるいは将来の事を考えて栄養補助のためにサプリメントを買ったり、健康に関する本を買って読んだり、自分の愛する家族のために使ったり・・・などした方が自分の心が満たされるのではないでしょうか。お金や時間は有限であり、人生は一度だけです。他人の趣味・趣向にとやかく言うつもりはありませんが、その使い方については今一度考えるべきだと思います。

何故このような事を言うのかというと、タバコのような「人体にとって有害なもの」が未だに日本の社会に根強く残っているのは、その会社や業界などにお金を回している人がたくさんいるからです。タバコのおかげで経済の一部分が成立しているとしても、常識的に考え、それは良い経済の回り方とはとても言えないはずです。一方、「人体にとって良いもの」にお金や時間を使う人が増えれば、それに関わる会社が世の中に多く残り、必要な場所へ、適切にお金が回るようになります。それによって経済が回れば、それは「良い循環」だと言えると思います。我々庶民は世の中や国に対して普通に文句を言いますが、今できる事をせずに文句を言うのは少し違う気がします。

適切な場所へ適切にお金が流れていき、またそれが我々の手元にも届くためには、一つ一つ今からでもできる事を積み重ねる事が重要です。特にメディアは常に正しい情報をもたらしてくれるとは限りません。お金が動けば例え正しくない事でも宣伝するのがメディアです。それに右往左往させられないためには、我々が自分から知識を探しに行く必要があります。世の中をより良くしていこう、経済を良くしていこう、自分の生活を豊かにしようと思ったら、それを変える事ができるのはそうした我々一人ひとりの強い意志だけです。


お酒に含まれるアルコールとその効果について


アルコールを処理する流れについて簡単に


摂取したアルコールは肝臓で代謝されます。アルコールが代謝される流れを簡単に説明すると、まず摂取したアルコールは代謝される事では「アセトアルデヒド」という物質になります。このアセトアルデヒドは発癌性があるとされる物質であるため、その蓄積は人体にとって良くありません。そのため速やかに処理を行おうとします。尚、分かりやすい症状ではアセトアルデヒドは二日酔いの原因になると言われています。

その後、アセトアルデヒドは更に代謝される事で「酢酸」になります。酢酸は脂肪酸の一種で、「お酢」の主成分として知られています。一方で、酢酸は短鎖脂肪酸というエネルギーになりやすい脂肪酸であり、すぐにエネルギー回路に入る事ができます。実際に入るエネルギー回路は「TCA酸回路(クエン酸回路)」で、ここに入る前にアセチルCoAへと変換されます。

TCA回路に入ったアセチルCoAは代謝される過程で「クエン酸」に変換されます。更にこのクエン酸が代謝されると、細胞を動かすためのエネルギーである「ATP(アデノシン三リン酸)」を作り出す事ができます。そうしてTCA回路を回り、最終的にできるのが「炭酸ガスと水」で、それが体の外へ排出されます。

お酒は太る?太らない?


「アルコールは全て分解されてしまうので、体の中に残るエネルギーはない(あるいはカロリーがない)」とよく言われますが、それは正しくありません。クエン酸回路が回ればエネルギーが得られ、そのエネルギーは細胞の原動力になりますが、余剰分が出れば当然脂肪酸の合成に回されます。またアルコールが代謝される過程で通るクエン酸回路は、そもそも糖や脂肪からエネルギーを得る時に必ず通る場所です。もしアルコールを処理している時に、大量の糖や脂肪を摂取した場合、それが順番待ちという形になり、余剰となったものが脂肪の蓄積へと回されるという事も考えられます。

更に、アルコール飲料は飲みやすくするため、糖あるいは脂肪が含まれている事も多い上、アルコール飲料と一緒に食べる食べ物は大抵味付けが濃かったり、糖・蛋白質・脂肪が豊富でカロリーの高いものばかりです。またアルコール自体に食欲を増進させる作用があると言われており、それによって全体的な食事量は自然に増える事になります。蓄積すれば当然肥満の原因になるでしょう。

適度なお酒は健康に良い?悪い?


度数の高いアルコール飲料は、口・食道・胃・腸の特に「粘膜」に大きなストレスを与えると言われています。これは摂取したアルコールの一部が粘膜を通じて直接吸収されるからです。そうして吸収された後、代謝される過程でできたアセトアルデヒドが炎症を引き起こし、これが「ガン」の原因になるとも考えられています。そこまで行かなくても、粘膜は免疫においても重要な役割を果たしているので、一時的に免疫力が低下して風邪を引きやすくなったり、胃液によって胃の壁を傷つけたり、あるいはタバコなどその他の害をもたらす成分に対する耐性が低下する(合わせる事で更にガンのリスクを高める)という事が考えられます。

アルコールには強い殺菌効果もあります。そのため少量であれば、例えば手洗いなどで消毒効果をもたらす便利なものですが、大量に摂取した場合、胃腸の菌のバランスを崩してしまうという事も考えられます。特に腸内細菌は食物繊維を分解するために重要である他、ビタミンB群やビタミンKを合成する事もできるため、その働きは非常に重要です。例え少量であっても蓄積すれば健康に悪いのは明らかです。

またアルコールは神経系にも強い作用をもたらします。特に生まれつきアルコールを処理する能力が弱い人や、成長期の子どもの脳ではその影響を受けやすく、特に「脳が萎縮して小さくなる(溶かすのではなく、働きが抑制され衰える。特にグルタミン酸が影響を受けるとされる)」という事が言われています。もちろんそこまで行かなくても、気づかぬ内に記憶力、判断力、集中力、理性の低下(感情を抑える事が難しくなる)が起こる可能性はあると思われます。それによってはニコチンほどではありませんが、少なからず依存性をもたらします。「適度な摂取」とは言いますが、飲酒の習慣がある人ほどその「蓄積」があり、飲酒の習慣がある人ほど「適度な量ではない」事も多いです。

更に、アルコールは成長期における臓器の成長や性機能の発達も妨げると言われています。これらの害があるこそ未成年では飲む事が法律で禁止されているのですが、それはアルコールの処理能力が弱い大人でも同じであり、一度に大量のアルコールを摂取した場合、いわゆる「急性アルコール中毒」になる事があります。これは命に関わるような深刻なものであり、アルコールはそういう危険と常に隣り合わせという認識を持っておくべきです。

その他、前述のようにアルコールの分解では最終的に水ができるのですが、水分の排出を促すため、飲酒後は尿の量が増えます。これがアルコールを摂取した際に水を飲むべき理由なのですが、血中の水分量が多くなると、今度は血液が薄くなり、細胞への栄養供給が上手くできなくなる事があります。これにより血液を増やそうとするため、心臓などに大きな負担がかかる事になります。また血液の量が増えると今度は血圧が上がり、血管の壁にも大きな負担がかかります。それは動脈硬化などの原因にもなります。

尚、アルコールは「適度な摂取は健康に良い」と言われる事も多いのですが、アジア人は全体としてアルコールやアセトアルデヒドを分解する能力が弱いと言われています。むしろアルコールに強い人の方が珍しく、「自分はお酒に強い」などと根拠のない自信を持つのは大変危険な事です。特にアルコールの処理能力は生まれつきで、どれだけ飲んでも鍛える事はできません。飲む量が増えたのは単に神経が麻痺し、鈍感になっているだけです。後述のように日本では周りに合わせて飲むという事が非常に多く、蓄積によるリスクは我々が想像する以上に大きいものです。

ちなみにこれは珍しい例ですが、アルコールに対してアレルギーを持っていて、物理的に飲む事ができない人もいるようです。また中にはアルコールやアセトアルデヒドを分解する酵素を持っていないという人も稀にいるようです。自分の身は自分で守るしかありません。

お酒が当たり前ではない人もいる


特に日本の社会はお酒と非常に密接な関係があります。例えば上司や先輩などの命令で無理やり飲んだり飲まされたり、あるいはその場の雰囲気・ノリで自ら飲む・・・という光景が日本では当たり前のように見られます。しかし一度でもそのお酒を断ると、それだけで人間関係が悪化するというような話もよく聞き、それが若い人の間での「お酒離れ」の原因の一つにもなっています。そもそもお酒を断ったぐらいで「コミュ障」「ノリが悪い」「仲間外れ」「上司の酒が飲めないのか」「出世しない」「減給だ」なんて、よく考えなくても理不尽な事ですよね。お酒は「嗜好品(しこうひん)」であって、社会や周囲から強要されるようなものではありません。昔は許されたのかもしれませんが、今の若い人たちが反発するのも当然です。お酒を飲まなくても社会で不利な立場にならずに済むよう、世の中が変わって行く事を切に願います。

お酒はその存在があまりにも当たり前な存在のため、お酒を飲まなかったり、あるいは飲めない人を蔑むというような事が起こりやすいです。これはお酒に限った事ではありません。日本人はその存在が多くの人に支持されているものであるほど、「それを支持しない人は異常」とする考え方を強く持っています。しかしこれは私が信条としている事ですが、例え多くの人にとって当たり前であっても、それが全ての人にとっても当たり前であるとは限りません。「当たり前」をただ何も考えずに受け入れ、それを続けるだけでは現状は何も変える事ができないのです。「自分の理解できないような当たり前を許す事」こそが、自分や自分の周囲、そして社会全体をより良くしていくのだと私は思います。

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